スタッフインタビュー1詳細

皆が笑っていられる関係をいつも心がけています。

理学療法士 主任
リハビリテーション科 理学診療科 
2010年4月入社
体の動きを全体でとらえながら、生活動作を身につける支援をする

理学療法士の仕事は、座る、立つ、歩くなど患者さんの基本的な体の動きができるように支援すること。
日常生活の実動作を訓練する作業療法士と連携しながら、料理や掃除ができるための立位バランス訓練をする、洗濯物を干せるように肩を上げられる訓練をするなど、患者さんと共有した目標に向かって試行錯誤しています。
小学校から高校までバスケットボールをやっていたのですが、その時から運動による体の動きやケガの治し方に興味を持っていました。
関東で3年ほど経験を積み、その後はここで勤務することになりました。10年ほどのキャリアを経て、今は主任としてスタッフを取りまとめていく役割を担っています。

院外へ出ての研究協力、情報収集も積極的に行っています。

個人的には自分の興味の延長線上に仕事があるので、とてもやりがいを感じています。
知識や経験を積んでもうまくいかないことも多くありますが、患者さんの希望に応えられるような関わりができたときは嬉しいものです。
医療の進歩と高齢化など、リハビリテーションにおいてはどんどん新しいものや考え方が生まれています。もっといいリハビリがあるのではないかと、院外へ出ての研究協力、情報収集も積極的に行っています。最新情報を現場に伝え、フィードバックしていくことも重要な役割だと思っています。(院長が気さくな人で、院外活動へのサポートをしてくれるのでとても助かっています!)
また、主任として卒後教育にも力を入れていますが、子育て世代のスタッフは時間が限られているという課題もあります。効率的な仕事体制を適宣考える、仕事の役割分担をするなど、個別に柔軟な対応が必要と思います。
ここは院長をはじめ医師とも話しやすく、全体的に風通しの良い病院だと思います。

皆が笑っていられる関係にしていきたい

車椅子ではなく自分で歩きたい、孫を抱きたいなど、目標がある患者さんはリハビリに熱心に取り組めます。スタッフも同じではないかと思います。
学校を卒業し、大きな目標や希望に燃えて仕事に就いても、モチベーションが低下していく理由の一つには、心のゆとりがなくなっていくことがあると思っています。きちんと休んで、プライベートを充実させる。ゆとりが出てくると、仕事をより高めていきたいという意欲も出てくるのではないでしょうか。私自身もそういった環境づくりを心がけていこうと思っています。
患者さんもスタッフも「やっていて楽しい」と思える環境が一番です。お互い笑っていられたら、より多くのことが実現できると思っています。

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