私は言語聴覚士として「聞く・話す・飲み込む・食事をする」ことが難しくなった患者さんに対し、言語訓練や嚥下訓練を行っています。患者さんは、神経や筋力の問題により言葉が出にくくなったり、うまく飲み込めなかったりと症状が異なりますので、一人ひとりに向き合い、適切なリハビリプランを提供することが大切です。
入職当初は先輩職員のリハビリ見学や、基本的な手技の練習などからスタートしました。患者さんとのやり取りを通じて信頼関係を築くことが大事だと先輩方から教わり、試行錯誤しながらですが「患者さんの心に寄り添うコミュニケーション」を、少しずつ実践することができていると思います。
いつも笑顔を心がけ、親しみやすいスタッフでいたい
患者さんとの信頼関係を築く大切さを学びました
しっかりプライベートの時間を確保できます
業務は基本的に定時で終わります。書類仕事が重なるときなどは多少遅くなりますが、大幅な残業はほとんどありません。
私が在籍する言語聴覚療法科は週休2日制です。月に1度土曜日の出勤がありますが、その代わり平日に代休を取ることができます。週末はしっかりお休みを確保できるので、趣味の買い物やカフェ巡り、旅行など、プライベートの時間も満喫できています。
スキルアップの面では、院内で毎月開かれる勉強会で知識とスキルをアップデートすることができます。勉強会では、嚥下訓練の症例をもとにリハビリのアプローチや、検査結果などの情報を共有するなど、現場ならではの実践的な内容が多く、とても勉強になります。
今まで以上に丁寧なコミュニケーションを
リハビリスタッフが理学療法士や作業療法士と協力しながら、患者さんにとって最適なサービスを提供できる体制が整っています。また、勉強会などを通じて自己研鑽に努めることができ、職場の協力体制も活かしながらケアの質を高めていけることにやりがいを感じています。
少しずつ仕事や職場の雰囲気に慣れてきたので、これからは今まで以上に患者さんとのコミュニケーションを丁寧にしていくことが目標です。入院などでこれまで過ごしてきた生活環境が変わると、患者さんにとっても日常でストレスを感じる場面が増えていきます。そのようなときに安心して気持ちを伝えられるよう、いつも笑顔を心がけ、親しみやすいスタッフでいられたらと思います。
入職/2024年(新卒)