スタッフインタビュー2詳細

自らの知識を深め、口腔ケアの大切さを広く伝えたい

歯科衛生士
歯科・口腔外科
入職/2020年(中途)
一つひとつが患者さんの「安全と安心」につながる仕事

歯科衛生士の業務は一般外来だけでなく、入院患者さんにも幅広い歯科医療を提供しています。口腔ケアやクリーニング、虫歯治療、入れ歯の作製といった一般的な治療から、外科治療の補助、嚥下訓練まで、多岐にわたる業務を担当します。

ほかには、委員会への出席や病棟への申し送りなど、事務的な業務も行います。病棟に出向いて患者さんの情報を収集し、薬の服用歴やアレルギーの有無などを確認することも重要な仕事のひとつです。それぞれが患者さんの「安全と安心」につながる仕事なので、常に細心の注意を払いながら、責任感を持って業務に取り組んでいます。

先輩スタッフのアドバイスで課題を克服

一般歯科医院とは異なり、患者さんは言葉を発することが困難な方や、理解をするのに時間がかかる方もいます。そのため、入職後はどのようなコミュニケーションを取れば良いか模索していました。そこで、先輩スタッフのアドバイスで身振り手振りを交えたり、声のトーンを調整したり、メモを書いて伝えたりと、いろいろな方法でチャレンジ。すると、徐々にこちらの意図を伝えられるようになりました。このような小さな工夫を積み重ねて、患者さんと意思疎通ができたときは本当に嬉しかったです。

入職して4年が経ちますが、まだまだ学ぶことはたくさんあります。それは同時に、成長できる機会が多いということでもあります。他職種のスタッフと連携しながら業務に取り組み、患者さん一人ひとりに最適なケアを提供していきたいです。

口腔ケアやリハビリの重要性を伝えていきたい

私はもともと人前に出たり、発表したりすることが苦手だったのですが、ここで働いててからコミュニケーションの大切さや口腔ケアの重要性を感じ、自分の知識や経験をもっと多くの人に伝えたいという思いが芽生えるようになりました。

最初は少人数向けの簡単な説明から始め、回数を重ねるうちに自信がつき、今では人前で堂々と発表できるように。ありがたいことに最近は院内だけでなく、外部の方に向けてお話する機会も増えています。

これからも医療スタッフや患者さんに口腔ケアの大切さを広く伝えられるよう、取り組みを続けていきたいです。そのために、自分の知識をさらに深めていきたいと考えています。

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