スタッフインタビュー2詳細

リハビリ病院だから、患者さんにゆとりを持って向き合える。

看護師
入社年月2011年1月
患者さんとじっくり向き合える環境

医師のサポートや患者さんのケアをする看護師の仕事は、病院によってかなり労働環境が異なります。
患者さんの治療のため医師からの指示をこなすことに追われがちなのが、急性期患者さんのための病院。治すことが急務ですから、入院期間も短く看護師の仕事もタイトなものとなります。
一方、ここはケガや病気で負った後遺症などを回復させていくのが目的のリハビリテーション病院。3~5か月という長期の入院期間で、目まぐるしい処置に追われることもなく、退院後の生活も視野に入れた計画的でゆとりのある療養が中心です。
何かと忙しいイメージがある看護師ですが、落ち着いた空気が流れるリハビリ病院では、ゆとりを持って患者さんと家族にきちんと向き合っていくことができると思います。

時間に追われる生活を離れて

看護学校卒業後に勤務したのは急性期の総合病院でした。仕事内容はとても学ぶことも多く、5年間で看護師として成長できたという自信も生まれましたが、どうしても時間に追われることが多く一人一人の患者さんときちんと向き合えていないのではないかといつも考えていました。
実際、体力的にも厳しくて、時間外勤務も多く休日は体力回復のためひたすら寝て過ごすことがほとんどでした。
でも今は時間外勤務があっても1時間程度。ほぼ定時に帰ることができています。週休2日は確実で、長期休暇は調整次第ですが、最大5日程度は休めるのではないでしょうか。
夫と二人暮らしの今、以前は飼えなかった犬と過ごす休日が私の癒しの時間です。
子育て中の看護師で、時短勤務の方も結構います。また、子育てを終えたベテランの方も多く定年まで勤める方も珍しくないので、無理なく働きやすい環境なのだと思います。

患者さんと確かな信頼関係を築いていきたい

安心して入院生活を送っていただくため、生活スタイルにも配慮し丁寧な仕事を心がけています。ご飯が食べられるようになったなど、ご家族に変化の様子をお伝えするのも楽しみの一つです。一人一人の患者さんと向き合い、退院後の生活も視野に入れてじっくり仕事に取り組めるのはやはりいいものだなと思います。
また、看護師にとって患者さんと家族に信頼されることが最も大切なことだと考えていて、信頼とは何かと具体的に語るのは難しいのですが、長年の経験から表情や言葉で「信頼された」と感じたとき、看護師をやっていてよかったと充実感を得られます。
これから私も年齢を重ねていくことですし、患者さんにじっくり向き合えるこの環境で、より自身の仕事の質を高めていきたいと思っています。

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